THE LAST PENGUIN...

日々考えたことや誰かの役に立ちそうなことを書きとめておこうと思います。

海外で子育てすることのメリット6つ。シンガポールの場合。

今日は海外での子育てについて。「子育て」中心に見た海外生活のメリットってなんだろう。日本を離れてみて感じた子育てやその環境のことを書いてみたい。
 
 

1. 「多様性」があること。文化、宗教の違い。様々な価値観を認め尊重することを学ぶ機会が豊富。

 
シンガポールには本当に様々な国、文化背景を持った人々が住んでいる。わかりやすい例えとして、服装で言えば、カラフルなサリーをひらひらさせているインド人や、スタイリッシュなオフィススーツの人々、頭にはヒジャブをかぶり全身の肌を露出を抑えたモスリム系、ノースリーブにショートパンツのフィリピン系。そして、額にはビンディが付いていたり、顔に白塗りをしていたり(ミャンマー女性の風習)、手や足にそれは見事なヘナアートが施されていたり・・・文字にするとふーんという感じかもしれないが、みんな肌の色や顔形の違いも含め、ビジュアルにして見せたいくらいのバラエティの豊富さである。でもローカルにとってはそんな人々が行き交っているのが日常なので、誰がどんな格好で歩いているかなんてことは誰も気にしていないし、驚かない。別にその辺を歩いている人ばかりでなく、みんなそういういでたちで普通に仕事をしており、学校の先生だって例外ではないのだ。
そしてこちらで生活している子供にしてみてもそれが当たり前なので、違いを目の当たりにしても「ふーん、あなたはそういう感じなのね。僕はこういう感じ。」くらいにしか思ってないのではないだろうかと思う。
ところが、ふとした時に、外見の違いや生活習慣の違いにはそれぞれ深い意味や、尊重すべきところがあったんだなー、なんていうことに気づき、日々学んでいく。そしてまた、その対比として感じる自分のアイデンティティ、というのがあるようである。友人同士の会話の最後、子供ながらに、「Because I’m Japanese!」などと、自信たっぷりに主張しているのを聞いたりするとちょっと感慨深いものを感じるのだ。

2. 同調圧力が少ない。「自分の気持ちや個性」を大事にできること。

同調圧力という表現が良いのかどうかわからないが、日本社会では「みんな同じであること」が前提になっていることがとても多いように感じる。「髪の色はみんな黒くなければならない」とか「運動会で競わず、手をつないでみんなでゴール」とかもそういった種類の価値観に端を発しているのではないだろうか。
これは先に書いたの多様性の話の延長線上にあるのかもしれないが、今の時代、「周りと同じにする」ということに、何の意味があるのだろうか。
 
特に子供の時というのは、本人にいくら個性や自立心に基づく気持ちや行動があっても、それを「自分の個性や自立心の芽生えなのだ」などと自覚しているわけでもなければ、自分の考えや意志として「自分の気持ちや個性を大事にしなくちゃ。」なんてことを考えることができるわけでもない。周りに受け入れられなければ、それらを押しとどめてしまうだけのこと。そうやって環境がそれを潰してしまったり、それらを表現することを肯定しなかったりすることがあるのならそれはとても残念なことだと思う。
 
幼い中でも日本でありがちだったのが、流行りのTV番組や人気のキャラクターの話題。「お友達がみんな知っている」のに自分だけ知らないのはやはり不安になったり、学校でつまらない思いをしたりするようだ。ところがこちらでは「みんな共通のこと」はそもそも少ない。自分の気にいっているテレビのキャラクターを誰も知らなければ、一生懸命その魅力をみんなに説明してまわることはあっても、「自分だけ違う」ことを気にすることはない。
 
違うことが当然の環境では、学校に着ていく服装やヘアスタイルだって自由自在。今でこそ制服だったりもするが、幼稚園時代は、スパイダーマンだったり、女の子ならキラキラのドレスにお化粧をしてきたり。別に何のイベントもない平日でもそんな感じだし、そんな振る舞いが目立ちすぎるということもない。
 
当然それぞれの個性や能力にだって違いがある。みんな相手のいいところ、素敵なところや凄いところを見つけ、そして自分にもいいところがあるのを見つけていく。「髪の色はみんな黒くなければならない」とか「運動会で競わず、手をつないでみんなでゴール」などと言う発想自体が生まれないし、もしもそんなことを言われたら意味がわからなすぎて固まるに違いない。
 
大したことではないように思うかもしれないが、こういうことって自分に自信を持つとかありのままの自分自身でいられる、つまりは自己肯定感、ということに割とつながってくるんじゃないかな、と感じている。子供時代にこれを育むことをせず、大人になってからいきなり「自分の個性を大事にしろ」とか「自分にしかできないことをやれ」って言われてもできるわけがないんじゃないだろうか。

3. 子供はみんなで育てるもの?人が優しくて寛容なこと。

アジア諸国では総じてそう感じるが、シンガポールも例外なく人が寛容だ。特に子供に対しては。ヨーロッパなどでは、明確に大人と子供のスペースや時間というものが区切られているようなところもあるかもしれないが、そんなムードは全くないと言っていい。
特に幼児期には、外で子供がいうことを聞かないなどというシーンが毎日のように起こる。そんな時、店の中なら外に連れ出す、泣き叫んでいる時は何はともあれ静かにさせるのがまず第一、というのが日本にいる時の私の対処だった。つまりは周りに迷惑をかけないことが第一で、子供の気持ちに寄り添うのはその後だ。
でもこちらに来てからそういうことがほとんどなくなった。例えばバスの中で泣き出したら、周りの人が一緒になって「どうしたの?」とニコニコ話しかけてくれるし、誰も迷惑そうな顔なんかしないので、自然に周りの迷惑について気にしすぎる必要がなくなるし、気持ちにも余裕が持てるのだ。
泣きたい、思うようにいかない、等、子供が気持ちを爆発させている時に子供に正面から向き合える余裕があるかどうか。その違いは大きい。

 

4. どんな言語でどんな国の教育を受けさせたいか?教育の選択肢が多いこと。

外国人が多いことから教育についても様々な選択肢がある。日本人学校だってシンガポールは世界的にも最大規模で、日本の地方の学校より規模が大きいくらいではないだろうか。
どの言語を最優先にするか、第二言語はどうするか、勉強にどの程度力を入れたいのか、IB教育(国際バカロレア)、イギリス系、アメリカ系、インド、シンガポール、日本・・どの国の教育プログラムに合わせるか、等。
とはいえ、学校というのは勉強や言語環境だけで簡単に決められない。その学校の民族的・文化的なバックグランドも子供の人格形成に大きな影響を及ぼすだろう。正直選択肢が多すぎて悩みは尽きない。よって、子供との相性や語学レベル、滞在期間などに合わせて転校するのも割と一般的だ。安易に転校などを繰り返すことはリスクも伴うが、このような環境をうまく利用することができれば、教育環境としてはかなり充実度が高いだろうと思う。

5. 大人になるまでスキンシップ?毎日ハグしてキスできること!

これは欧米型のコミュニケーションかもしれないが、機会があるごとに大人どうしてもハグ。学校の先生ともハグ。当然子供ともハグにキス。
どんなに短い時間のお別れでも母の足元でぐずぐずしていた、幼児の頃に比べたら子育ても楽になったと感じる一方、別れ(数時間の別れ程度だが・・)の時に後ろも振り向かずにさーっと走って行く背中を見てなんとなく寂しい気持ちにもなる中、少年、と言えるほどに成長した子供が未だに周りを気にすることもなくハグやキスしてくれるのはやはり嬉しい。
日本に戻った途端、周りに茶化されて、ハグもキスもしてくれなくなってしまうではないか、と今から不安に思っている。
 

6. 外国人は自分だけ?日本人であってもマイノリティにならないこと。

海外で生活するメリットはたくさんあるが、やはり学校やコミュニティにおいて「自分だけ外国人」で肌の色や習慣、言葉の習熟度が異なるなどということになると、何かと苦労や辛い思いをすることもあると思う。白人の中で自分だけがアジア系という中での学校生活を過ごした友人がいるが、本当の意味での友人を作るのに大変苦労したと言っていた。そう言った中では自己肯定感を育むのも大変だろうと思う。
その点、シンガポールではそれなりの割合で日本人が存在する。多くの幼稚園では2、3割の子供が日本人だし(地域と学校にもよる)小学校以降にインターを選択しても学校にもよるとはいえ大雑把に言って1、2割は日本人の在籍がある学校が多いのではないだろうか。
私がシンガポールに移住した際も、すでに幼稚園には多くの日本人の生徒がおり、先生の英語が分からなければお友達が助けてくれるし、日本人であることを理由に孤立してしまうことはなかった。これにはデメリットがないわけでもないのだが、まずは子供が委縮せずのびのびすごせることが第一と考えると良い環境だったと思う。

 

美味しくてヘルシーな極上アジアンスイーツ。シンガポールで食べるならこの3つ。+日本で食べられるお店も紹介。

マンゴーサゴ(Mango Sago)

アジアのデザートと言えば材料として思い浮かべるのは、リッチで濃厚な南国フルーツ、ココナッツやそれを原料としたナタデココ、タピオカ、小豆、それに氷やミルクなどだろうか。クリームや小麦粉たっぷりのケーキなどと比較してとってもヘルシーでカロリーも少ないのが特徴だ。冷たいものが多い印象だが実は温かいものもあるので夏ばかりでなく冬も楽しめる。
ダイエット中のおやつやリッチな夕食の後に、後ろめたさを感じずにたっぷり食べられるアジアンスイーツの人気が今じわじわと上昇中!
今日はそんなアジアンスイーツを紹介したいと思う。最近は日本でもアジアンスイーツの店が増えてきているが、もしそんなアジアンスイーツと一度恋に落ちたなら是非シンガポールを一度訪れてみてほしい。本格的でリッチなアジア各国のデザートたちが一年中出迎えてくれる。

雪のようにふわっとした新食感のかき氷 ースノーアイス(Snow ice)

snowice2

スノーアイスとは台湾生まれのふわふわと口当たりの優しいかき氷で、雪花氷ともよばれている。日本のかき氷を想像しながら口に運ぶとその口当たりと口の中で柔らかく溶ける繊細さに驚く。スノーアイスがこんなに柔らかく感じるのは、氷の原料に練乳や牛乳をあわせて使っているため。そして、細かく削った氷がとけにくいようにゆっくりと凍らせているらしい。
シンガポールのおすすめ店は、味香園甜品(MEI HEONG YUEN DESSERT)。チャイナタウンにある有名店で様々な雑誌で取り上げられているだけでなくレストランアワードなどの受賞暦も豊富。そんな本格的なスノーアイスがS$5.5~6.5と500円程度で食べられる。そして何よりテンションが上がるのはその種類の多さだ。シンガポールならではの南国フルーツ味を中心に、20種類ものテイストが選べる。
日本でスノーアイスを体験したいなら、「アイスモンスター」が2015年に表参道に進出して人気を博しているようだ。
シンガポールでスノーアイスが楽しめる味香園甜品はこちら

日本で楽しむなら!
#アイスモンスター表参道店
東京都渋谷区神宮前6-3-7 TEL03-6427-4100 Mon-Sun 11:00-21:00 (L.O. 20:30)
#アイスモンスターグランフロント大阪店
大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪 ショップ&レストラン 南館7F TEL06-6375-8088、OPEN:Mon-Sun 11:00~23:00 (22:00 L.O.)
#アイスモンスター名古屋ラシック店
名古屋市中区栄3-6-1 ラシックBIF TEL 052-241-6888、OPEN:11:00-21:00 (L.O. 20:30)

 フレッシュなマンゴーをさっぱり食べられる ーマンゴーサゴ(Mango Sago)

マンゴーサゴ(Mango Sago)

シンガポールで大人気の中華デザートの一つと言えばこのマンゴーサゴ。マンゴーサゴとは、マンゴー、マンゴージュース、サゴ(タピオカのような粒々)、クラッシュアイスをフレッシュなままミックスしたデザート。中華系レストランのデザートメニューとしてよく見かける。店によっては、このマンゴーサゴにポメロ(はっさくのようなさっぱりした柑橘系フルーツ)やアイスクリームがトッピングされていたりする。
サゴというのは、まさにタピオカのような粒々なのだが、タピオカがキャッサバという芋のデンプンから作られるのに対し、サゴはサゴ椰子という椰子の木から取られたものなのだとか。(日本でもしマンゴーサゴを作るならレシピはタピオカで代用すると良い。)
マンゴープリンが一時期大流行したものだが、フルーツを濾して固めて・・というこってりした美味しさに対し、マンゴーサゴの醍醐味は口の中でそれぞれの味が織りなすフレッシュなハーモニー。ドリアンサゴというのもあるので、ドリアンにチャレンジしたい人はそちらもおすすめ。
シンガポールで食べるなら、ブギスにある阿秋甜品(Ah Chew Desserts)が人気。マンゴーサゴ以外にもあらゆる中華デザートがあるのではと思うほどメニューが豊富だし、アイスクリームのトッピングもできる。店内のオリエンタルなムードも素敵な老舗の中華デザート店だ。でもシンガポールなら大抵の中華デザート店にあるので、時間がなければ身近な店のメニューを確認してみよう。
日本で食べたい!という方には、「シンガポール・シーフードリパブリック」がおすすめ。この店ではチリクラブなどのシンガポール料理も食べられる。最後のデザートで是非マンゴーサゴを。シンガポールの物とは少し異なるがとても美味しかった。
 
シンガポールでマンゴーサゴが楽しめる阿秋甜品はこちら
#阿秋甜品(Ah Chew Desserts)
1 Liang Seah Street, #01-10/11,Liang Seah Place Tel:6339-8198
日本で楽しむなら!
#シンガポール・シーフード・リパブリック銀座
〒104-0061 東京都中央区銀座2-2-14 マロニエゲート銀座1 11F Tel 03-5524-7615
#シンガポール・シーフード・リパブリック品川
〒108-0074 東京都港区高輪3-13-3 シナガワグース前庭 Tel 03-5449-8080
※季節によりメニューが異なることがあるので、事前に問い合わせを。

東洋のバニラのフレーバーが香るココナッツミルクゼリー ーチェンドル(Chendol)

チェンドル(Chendol)

緑色の芋虫のようなにょろにょろしたものがデザートに入っているのを初めて見たらその色と形状にびっくりしてしまい、オーダーしてみるのにはちょっと勇気がいるかもしれない。この緑のにょろにょろはシンガポールやインドネシア、マーレシアでは「チェンドル」と呼ばれる。シンガポール以外でもタイ(「ロッチョン」と呼ばれるようだ)、ミャンマー、ベトナムなど東南アジア全域で呼び名は変われど親しまれるデザートだ。
基本的な材料は、ココナッツミルク、米粉、ココナッツシュガー。そしてあのヴィヴィットな緑色の元は「パンダンリーフ」。着色ではなく原料からくる天然の色。東洋のバニラとも呼ばれるパンダンリーフが独特の甘い香りの元にもなっており、色づけというより香り付けによく使われるものだ。
材料を見ればわかる通り、チェンドルの正体は、「極めてヘルシーな東洋のバニラフレーバーが香るココナッツゼリー」。そうと知ってしまえば、なんともミステリアスで魅惑的なデザートに見えてくるのではないだろうか。
個性の強過ぎない優しい味わいのチェンドルは、アジアンスイーツを彩る万能選手。他のゼリーやアイスクリームと合うのはもちろん、かき氷やドリンクの中に入っていたり、様々なアレンジが工夫されている。
アイスカチャンというシンガポールのかき氷にもよくトッピングされているので是非一度は試してみて欲しい。上の写真は「記得吃」ジデチデザート(Ji De Chi Dessert)のその名もチェンドルという名の一品。ココナッツ味のスノーアイスの周りにチェンドル、ナタデココ、小豆(Red bean)がトッピングされており、下の方にはミルクのシロップ、上からはおそらくココナッツシュガーのシロップがかかっている。甘すぎずさっぱり食べられておすすめだ。「記得吃」(Ji De Chi Dessert)は、シンガポールに10店舗弱あるローカルに人気のフランチャイズ店でセントラルエリアにも3店舗ほどある。ミルクプリンやフルーツを使ったオリジナルデザートが人気を博している。
尚日本でチェンドルを試せる店を残念ながらまだ知らない。シンガポールやマレーシアを訪れる機会のある方は是非!
 
シンガポールのセントラルエリアにある「記得吃」ジデチデザート(Ji De Chi Dessert)はこちら
#Ji De Chi @ Orchard
Centre Point 176 Orchard Road #02-K02, Tel: 6484 6522, Opening Hour: 10:00 - 22:00
#Ji De Chi @ STBTB
Satay by the Bay 18 Marina Gardens Dr #01-19 Stall 7, Tel: 8347 8749, Opening Hour: 11:00 - 23:00
#Ji De Chi @ Dhoby Ghaut
Plaza Singapura 68 Orchard Road #B2-53, Tel: 6337 9828, Opening Hour: 10:00 - 22:00

台湾バブルティーショップのイチオシメニュー ー3種のゼリー入りアールグレイミルクティー(Earl gray milk tea with 3J)

台湾バブルティーGong_cha_03↑一番左が、Earl gray milk tea with 3J

バブルティーというのは、タピオカパールなどが入ったお茶のこと。このバブルティーショップは日本でもおなじみだがシンガポールではさらにポピュラーで、その種類も様々。
中でも是非トライして欲しいのが、シンガポールでポピュラーなバブルティーショップである、ゴンチャ(貢茶)やLiHO(この2つのチェーン店は同じ会社が経営しているのでメニューも似ている)での人気メニュー「Earl gray milk tea with 3J」だ。
「J」というのはJellyのことで、しっかりした味わいのアールグレイアイスミルクティーに、タピオカパール、仙草ゼリー(ハーバルゼリー)、プリン、の3つが入っていて、これはもうドリンクと言うよりデザートに近いと思う。スッキリしたアイスティーと交互に口に飛び込んでくる3種のゼリーは一度食べたらやみつきになる。幸いなことにゴンチャ(貢茶)とLiHOはどこのショッピングモールにも一店は入っている人気店。食後と言わずとも、観光で歩きまわったり暑さに疲れたら、ちょっと立ち寄ってこの「Earl gray milk tea with 3J」をオーダーしてみてほしい。疲れも暑さも吹っ飛ぶことうけあいだ。
ちなみにゴンチャは日本にも進出している。「Earl gray milk tea with 3J」はまだメニューにないようだが、本場のバブルティーや様々なアレンジが楽しめる。
 
日本で楽しむなら!
#Gong Cha 貢茶 原宿表参道店
〒 150-0001 東京都渋谷区神宮前6-6-2 原宿ベルピア 1F, TEL 03-6427-7543
#Gong Cha 貢茶 渋谷スペイン坂店
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町16-13 井上ビル1F, TEL 03-6427-0484
#Gong Cha 貢茶 新宿西口ハルク店
〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-5-1 新宿西口ハルク1F, TEL 03-6258-0966

 

新食感のスノーアイスが大人気!アジアンスイーツの名店「味香園甜品」(MEI HEONG YUEN DESSERT)

Mei_Heong_Yuen_mango_snowice

スノーアイス(Snow ice)とは。かき氷(Shaving ice)と何が違う?

数あるデザートの中でも専ら人気なのがスノーアイス。スノーアイスとは、台湾生まれのふわふわと口当たりの優しいかき氷で、雪花氷とも呼ばれる。ふわっと柔らかくて優しい味なのは、氷に練乳や牛乳を使っているため。そして、細かく削った氷がとけにくいようにゆっくりと凍らしているらしい。
暑さで体力を消耗している観光の合間にいただくスノーアイスは感動的なおししさだ。日本のかき氷を想像していたら尚更、繊細な口当たりに驚くだろう。

 

チャイナタウンを訪れたら是非立ち寄りたい「味香園甜品」

アジアならではのデザートを豊富に取り揃えている味香園(Mei Heong Yuen Dessert)はもともとは有名なナッツブランドの経営者の娘たちが始めたというが、今ではさまざまな雑誌で取り上げられ受賞歴も豊富なデザートの有名店だ。シンガポールのBest eats award 2010では、アイスカチャン*カテゴリでの受賞をするほどの実力店である。(アイスカチャンとはシンガポール版かき氷。小豆やフルーツが入っているものやチェンドルと呼ばれるこちら独自のゼリーが乗っているなど、各店が工夫を凝らしたメニューを展開している。)
シンガポールの中華街の真ん中で営業している「味香園甜品」は人気店だけあり、隣り合った建物の一階をすべて店舗にして営業している。
店に入ったらどこでも好きな席に座ろう。テーブルに置いてある写真付きのメニューからオーダーしたいものを決めてレジに行ってオーダーし、その場で支払をする。クレジットカードは使えないので現金を用意しておこう。
日本では1000円以上するのが一般的になってしまっているスノーアイスがS$5.5~6.5程度のお値段で食べられる。
 

「味香園甜品」で是非食べたいおすすめのスノーアイスは?

snowice3↑杏仁(Almond)とサワーソップ(Soursop)

snowice2↑ストロベリー(左)、マンゴー&ストロベリー(右)

「味香園甜品」のスノーアイスはテイストの種類がなんと約20種類前後もある。紅茶味、杏仁豆腐味やストロベリー味などのベーシックなテイストもあるが、やはり注目したいのはシンガポールならではのマンゴー、ドリアンやサワーソップなど南国フルーツ味。新鮮な南国フルーツをたっぷり使用したスノーアイスやそれに滴るリッチなソースは最高に贅沢な味。是非シンガポール滞在中に試してみよう。
もしもお腹に余裕があるなら、キャロットケーキもためしてみてはいかがだろうか。味は他にもヤム芋、カボチャと3種類。(キャロットケーキとははニンジンではなく大根が使われたいわゆる大根もち)3-color cakesという一品をオーダーすれば、それぞれひとかけずつ試すことができるのでおすすめ。そのまま食べてもいいが、テーブルに置いてあるチリソースをつけても、また一味違った味わいが楽しめる。こんなデザートならカロリーを気にすることもなくヘルシーに食べられるし、小腹満たしにも最適。

Mei_Heong_Yuen_3colorcakes↑Carrot Cakes, Yam Cakes, Pumpkin Cakesがセットになった「3-color cakes 」

「味香園甜品」で食べられる他のデザート

スノーアイスが一番人気だが、他にもドリアンもち、ハーバルゼリー、ミルクプディングなど様々なアジアンスイーツが揃っている。そして人気のマンゴーサゴwithポメロ(Mango with Pomelo&Sago)ももちろんある。一度と言わず、機会があれば何度でも通ってみよう。

 

#味香園甜品 Chinatown
67 Temple Street, 058611, Tel:6221 1156
Opening hours: 12pm to 9.30pm(Tuesday – Sunday), Closed on Monday
#味香園甜品 Chinatown Point
B2-32/33, Chinatown Point  133 New Bridge Road, Tel:6538 3892
Opening hours: 12:00 pm to 10:00 pm daily
#味香園甜品 Marina Square
6 Raffles Boulevard #03-207 Marina Square 039594, Tel:6252 1661
Opening hours: 11:00am to 10:00pm daily

 

シンガポールで食べたいフルーツいろいろ。スーパーやマーケットで購入してみよう。

シンガポールのフルーツ

 
シンガポールに来たら味わって欲しいものの一つにフルーツがある。周辺の東南アジアやオーストラリア、インドなどから季節ごとに美味しいフルーツが輸入されてくるのだ。シンガポールにはほとんど季節はないと言っていいくらいだけど、ことフルーツに関してはどの季節にも「今だけ」の味がある。日本では手に入りにくいものや高価なものでも、シンガポールでは数ドルで購入できることも少なくない。マーケットやスーパーに行ったらぜひフルーツコーナーを探索してみてほしい。路地やマーケットで購入する時は量り売りがほとんど。少量でも売ってくれることが多いので、聞いてみるといい。

  

一年中楽しめてる安定の美味しさ。 ーすいか(watermelon)

なんだ、スイカか。と思った方。たかがスイカ。されどスイカ。シンガポールで一年中食べられるフルーツ代表は何と言ってもスイカ。そして安くて美味しい。日本では少しシーズンが早かったりすると甘みが足りなかったり、売れすぎるとボソボソと食感が悪かったりするが、シンガポールのスイカはなぜかハズレがない。ラグビーボールのような楕円形の品種の特徴のようで、安定の甘さ、美味しさを誇っている。ぜひ味わってみてほしい。そしてスイカジュースももちろんポピュラーで、ホーカーセンターやフードコートのフレッシュジュースコーナーでいつでも購入できる。
スーパーで購入するなら一玉でも、4分の1サイズでもだいたい4ドル前後が相場のようだ。

初夏の楽しみ。ーライチ(Lychee)

タイ産のライチ(Lychee)

↑日本では見かけないタイ産のライチ
春から初夏に向けて出回るライチ。中国産に加えてタイ産のライチも見かける。私はライチがこんなに美味しいフルーツだとシンガポールに来てから知った。楊貴妃が愛したというのも今更に納得。これまでも何度も食べたことがあるけれど、あれはなんだったのだろうか?やはり日本で食べていたのは冷凍ものだったのか、とも思うがライチは冷凍することで甘みが増すと聞く。となると品種の問題だろうか。中国産の日本でも見かける品種のものより、ちょっとトゲトゲした見た目のタイ産のものの方が美味しいようだ。色が鮮やかなグリーンで所々赤みがさしている状態なので、まだ熟れていないのか、と最初は食べるタイミングに戸惑ったがこれで十分食べごろなのであった。毎年、7月に入ると季節はずれになりつつあるライチを探しまわり、いよいよスーパーや市場から姿を消してしまうと悲しい気持ちになる。
 

見た目に反して美味しい上に美容にもGood ーランブータン(Rambutan)

ランブータン(Rambutan

ライチやロンガンと同じムクロジ科のフルーツ。見た目に構えてしまう方もいるかもしれないが、味はライチと似ていて美味。そしてライチもランブータンも実は美容にとってもいい栄養素を持っている。ビタミンC、カルシウムに葉酸など。こちらもライチ同様、初夏から出回り8月になる前には見かけてなくなるので、一時期の楽しみ。

いつでも食べられて親しみやすい味。 ーロンガン(Longan)

ロンガン(Longan)

ロンガンも一年中食べられるフルーツだ。ライチが姿を消すと、ロンガンで我慢。(と言ってはロンガンに失礼だがやはりライチの方が好き。)見た目と食感は確かにライチに似たものがあるが、味は全く異なる。ロンガンは日本の梨に近い香りがする。皮をむくと見た目はつるんとぶどうのようだが、もう少し固くてややシャリっとした食感。南国のフルーツにしてはさっぱりとした味わいで、すっきり食べられる。ホーカーやフードコートで購入できるローカルのジュールにもよくロンガンが入っている。日本ではなかなか味わえないので是非シンガポールにいる間に試してほしい。

お菓子やデザートでトライ。 ードリアン(Durian)

ドリアン

さて、注目のドリアン。果物の王様と言われるだけあってその存在感と言ったら!そして好みも分かれるところ。日本ではあまり手に入らないこともあり、ぜひシンガポール旅行中に試してみたい、と考えている方もいるのではないだろうか。
ドリアンは品種もいろいろあり、品種の違いでこんなに値段が違うフルーツも他にないかもしれない。「猫山王」「皇中皇」というような高級な品種のものは、1kg30-40ドルほどするようで、とても一口試すために購入できるお値段ではない。(とここまで書いて、私は以前こちらの不動産屋に、日本に関する唯一の質問として「なぜ日本のメロンは1個80ドルもするんだ?」と聞かれて困ったことを思い出した。そして日本のフルーツこそ、品種がブランド化され高価格で取引されていることに気がついた。ドリアンのお値段をとやかく言えない。)
もしドリアンを手軽に試してみたいなら私のオススメは、アイスカチャン(Ice Kachang)の店。アイスカチャンとはシンガポールのデザートでかき氷やゼリーやフルーツをパフェ風に盛り付けてシロップをかけて食べるもの。ホーカーやフードコートで食べられる。このデザートのメニューにはだいたいドリアンがあるのだ。
フルーツには少々うるさいフィリピーナのメイドさん(私はバナナを冷蔵庫に入れておいたら怒られた。)曰く、ドリアンは匂いがあるから最初はとっつきにくいけど、ドリアン味のお菓子やデザートから試すとやめられなくなるのよ、とのことだがいかがだろうか。
また、ドリアンの旬は年に2回、日本でいうところの真夏(7月頃)と真冬(12月頃)で、この時期になると、スーパーに限らず露天でもドリアンを売っている。独自の匂いが漂ってくるのですぐにわかる。

冷凍物ではない本当の味を味わいたい。 ーマンゴスチン(Mangosteen)

マンゴスチン(Mangosteen

果物の女王といえば、マンゴスチン。日本で食べようとするとだいたい冷凍ものであるようだ。ドリアン同様7月頃が一番旬の時期でだいたい5月頃から出回るよう。皮に割れ目を入れて取り外すと、まるでニンニクのような白い果肉が現れる。濃厚でクリーミー。種が大きいので食べられる身はあまり多くないがとっても美味。
  

季節ごとに違う品種を楽しめる。ーマンゴー

タイ産マンゴーとオーストラリア産マンゴー↑左がタイ産のマンゴー、右の赤いのがオーストラリア産

マンゴーはかなり奥が深い。これまであまり意識したことがなかったが、これもマンゴーなのか?と思うほどに様々な種類のものがあり味にも個性がある。食べるときにはレモンをかけたり、アイスクリームと合わせても美味しい。シンガポールで食べられるマンゴーにはざっと以下のような品種がある。
フィリピン産のマンゴー
フィリピンのペリカンマンゴー(Pelican mango、カラパオマンゴーとも言う)は日本でも貴重品として出回っているので馴染みがあるかもしれない。甘みが強く濃厚でサイズは小ぶり。うちのフィリピン人のメイドさんによると、フィリピンのマンゴーは成長促進剤を使用していないから小ぶりで美味しいのだという。サイズの大きいフルーツというのは成長促進剤を使用しているらしいが本当だろうか?
タイ産のマンゴー
タイ産のマンゴーはゴールデンマンゴー(Golden Mango)などと呼ばれており、ペリカンマンゴーに似ているがもう少しサイズが大きい。シンガポールではこちらの方がよく見かける。
オーストラリア産のマンゴー
ケンジントンプライド種 、カリプソマンゴー(Calypso Mango)など、割と大きめで日本でも作られているア-ウィン種に似ており、丸っこい形をしているものがオーストラリア産マンゴーだ。色は黄色で部分的に赤グリーンに色づいている感じだろうか。
果肉はオレンジ色で、ねっとりした食感と濃厚な甘さが特徴。ピーチマンゴーとも呼ばれる。アップルマンゴーのような酸味はほとんどない。やはりオーストラリア産の似た品種でカリプソマンゴー(Calypso Mango)というものも見かける。11月頃から2月頃まで出回る。
インド産のマンゴー
マンゴーの王様とも言われるアルフォンソマンゴー(Alphonso Mango)。旬は4月~6月
ムスタファセンターのフルーツコーナーで買うと安く買える。王様と言われるだけあって味はお墨付き。
 

シンガポールでもちょっとレア。 ーサワーソップ、カスタードアップル(Soursop、Custard apple)

サワーソップ(Soursop)↑サワーソップ

カスタードアップル(Custard apple)↑カスタードアップル

これも日本ではなかなか手に入らないので、ぜひシンガポールで食べたいフルーツ。サワーソップは日本では沖縄や小笠原などではシャシャップとかトゲバンレイシなどと呼ばれ栽培されているようだが、あまり店頭で見かけることはないだろう。シンガポールでも一般的というほどではないが、季節によってスーパーで売っている。カスタードアップルとかアテモヤ、釈迦頭などとも言うようで、多少バリエーションがある。その風味はりんごのようとも、食感はヨーグルトのようとも言われる。ねっとりした白い果肉は、なかなか他のフルーツには形容詞がたいが一度は試してみて欲しい味。

水分補給に最適。 ーココナッツ(Coconut)

フルーツと言っていいかわからないが、ココナッツも暑い国ではポピュラーなものの一つ。スーパーでもココ椰子の実を運びやすいように整えて、すぐにジュースを飲めるように加工したものが見つかる。パックのジュースになったものもよく売っていて、ローカルには馴染みのドリンクだ。電解質なので体調を崩した時や夏バテ時の水分補給にもうってつけだ。

酸味の効いた個性的な味。 ーパッションフルーツ(Passionfruit)

パッションフルーツ(Passionfruit)

甘酸っぱいつぶつぶした実を種ごとパリパリと食べるその食感と酸味がクセになる。酸っぱいものが苦手な方にはちょっと、難しいかもしれないが、これもアイスクリームやヨーグルトと合わせるととても美味しい。時々スーパーで見かける。

見た目に反してさっぱり食べられる。 ードラゴンフルーツ(Dragonfruit)

ドラゴンフルーツ

サボテンの実というだけあって、見た目はグロテスクだが中は白い果肉で味も案外さっぱりしている。梨のようにややシャリっとした食感。非常に栄養が豊富らしく、最近は健康食品として注目されているらしい。
 

シンガポールのフルーツはどこで購入する?

さて、旅行中に絶対食べたいと思ったらフルーツはどこで購入すれば良いだろうか?大抵の旅行者はホテルに宿泊するだろうから、部屋がドリアンの匂いでいっぱいになるなんていうことは避けたいものだし、少しだけ味見をして気に入ったものだけ購入したいというのもあるだろう。
1. スーパーマーケット
旬の果物に出会うには最もお手軽な場所。きちんとパックされていることも多いのでホテルに持ち帰るにも安心だ。難点なのは「その場で味見」はできないこととややお値段が割高。とはいえ、スーパーマーケットを見かけたらちょっと立ち寄ってみよう。それからもし値段がgやkgで表示されている場合は、その近辺やレジ近くに計りがあるはず。該当のフルーツを選択して、計りに商品を載せてから「OK」等のボタンを押すとバーコードシールが出てくるのでそれを貼ってレジに持って行こう。
2. ウェットマーケット
ウェットマーケットというのは、いわゆる生鮮食料品を取り扱う市場のこと。セントラルエリアではチョンバルにあるチョンバルマーケットとリトルインディアのテッカセンターが有名。ここでもフルーツが見つかる。基本は計り売り。一山いくら、という感じで売っている時は「半分だけちょうだい」と言った融通がきくし「一つ味見していい?」と聞けばきっと快く味見させてもらえるはず。
3.  タンジョンパガープラザ・マーケット&フードセンター

タンジョンパガープラザ・マーケット&フードセンター

Tanjon pagarにあるフードセンター(飲食店や食料品店の集まり)だが、果物屋が軒を連ねており、その季節のフルーツはほぼなんでも見つかるはず。見ているだけでも楽しい品揃え。ドリアンなども計り売りでも購入できるし、少量だけパックにして売っているものもある。
4. ムスタファセンター(リトルインディア)
ムスタファセンターはリトルインディアにある巨大なスーパーマーケットだ。主にインドからの食材を販売しているが、二階のフルーツコーナーに行けばかなり種類のフルーツが見つかる。春先から初夏にかけて、アルフォンソマンゴーが食べたいならココは要チェック。リトルインディアでは駅周辺の露店でも様々な野菜やフルーツが見つかるだろう。
 

デザートやスイーツでフルーツを試すなら

1. ホーカーセンターやフードモールなどのジューススタンド
どのホーカーにもフードコートにもフルーツジュースを販売する店があるはずだ。店頭に並んだカットフルーツをその場でジュースにしてくれるので手軽に楽しめる。カットフルーツをそのまま販売してくれる店もあるので聞いてみよう。
2. アイスカチャンなどのデザート店やアイスクリームショップ
ローカルのデザート屋ならアイスカチャンを試してみよう。アイスカチャンとはローカルのかき氷。小豆(Red bean)やゼリーやシロップなどがかかっておりパフェ風の見た目に仕上げてある。こう言った店でもマンゴーやドリアンなどのフルーツを利用したメニューが見つかる。それからアイスクリームショップも要チェック。マンゴー味、パッションフルーツ味など、シンガポールらしいテイストがたくさん見つかる。

 

 

”ラグジュアリー版”アーユルヴェーダ石鹸とは?シンガポールで購入できるオーガニック石鹸やおすすめソープ

アーユルヴェーダ石鹸

シンガポール土産として定番化しているアーユルヴェーダソープ。
アーユルヴェーダ(Ayurveda)とは、何千年も前にインドで生まれた世界で最も古い医療システムの一つ。

「人生」を意味する「アユール」と「知識」を意味する「ヴェーダ」というサンスクリットが語源で健康な心と精神エネルギーをサポートする自然治療を目指し体系化された伝承医療だ。そしてその原則に沿ってレシピが考えられているのがアーユルヴェーダ石鹸というわけだ。多くのアーユルヴェーダソープに独特の香りがあり、特にクラシックタイプのものにその傾向が強く、バスルームがその香り一色になってしまうほどだが、一度使ってみるとその使いごごちの良さにハマるという声も良く聞く。私は何の説明もせずに母にお土産としてあげたことがあるのだが、その次の帰国の際に「こないだの石鹸、また買ってきて!」とリクエストを受けた。適度な保湿力があり、とても使い心地が良かったようだ。

アーユルヴェーダソープ(Ayurveda Soap)の特徴

アーユルヴェーダの教義に従って、アーユルヴェーダ石鹸は植物成分を主に使用、人工的なものや動物由来の成分を使用せず天然成分のみで作られるのが一般的。 主に、植物油、グリセリン、エッセンシャルオイルをベースにしており、化学物質は使用されない。 ココナッツオイル、ショウガエキス、オレンジオイル、サンダルウッドオイルなどはが、アーユルヴェーダ石鹸によく使用される成分となっているが、その他にニームやアムラ、モリンガといった日本ではあまり馴染みのないハーブが使用されているものも多い。

最近のコスメブランドでは、低アレルギーやヴィーガンを謳うところも多くなっているが、インドのアーユルベーダソープは、ヴィーガン、オーガニックなどのアピールはなくとも本来肌に優しい良質な石鹸であることがわかる。だがしかし・・・昔からあるアーユルヴェーダソープでもその成分をよく見ると、着色料など、多少の化学物質が含まれているものもあるようだ。気になる方は、購入時によく確認しよう。

クラシックタイプのアーユルヴェーダソープとスタイリッシュなモダンアーユルヴェーダソープ

クラシックタイプとモダンタイプ、というのは私が勝手に分類しているアーユルヴェーダ&オーガニックソープカテゴリーだ。

クラシックタイプのアーユルヴェーダソープというのは、昔から作られているアーユルヴェーダソープ。特徴としては、独特の強めの匂い、基本に忠実なレシピ、飾り気のないパッケージ、安いお値段・・といったところだろうか。ただし、基本のレシピをもとにしながら消臭や消炎、殺菌、保湿など、得られる効果に合わせてレシピを工夫しているので効果はしっかりしている。

一方で、クラシックタイプを製造している昔からのメーカーが作っているハイエンド版など、デザインにもこだわったアーユルヴェーダソープもある。こちらはパッケージがスタイリッシュに洗練されており、香りも様々なタイプが揃っていて、お土産にも最適。私はこちらをモダンアーユルヴェーダソープと(勝手に)呼んでいる。そしてお土産としても毎回まとめ買いしている。

アーユルヴェーダソープの効果

独特の香りのせいか、消臭効果はとても高く男性にもオススメ。その他殺菌効果も高く、水虫や汗疹、ニキビなどにも効果がある様子。もちろん全身に使用でき、シャンプーや洗顔ソープとしても優れている。また余計な成分が少ないので肌にもとても優しい。

アーユルヴェーダソープの価格

何と言っても嬉しいのは、自然派で効果にも優れ(モダンタイプなら)デザインもおしゃれなこのアーユルヴェーダソープの価格がとってもお手ごろなこと。
シンガポールにはインド系のお店も多いが、そのようなショップで探せば、クラシックタイプのものならS$1前後から見つかる。モダンタイプのものはもう少し高めのものからS$5-6する高級タイプ?まで。

 

 代表的なクラシックタイプのアーユルヴェーダソープはこれ

それではまずは代表的なクラシックなアーユルヴェーダソープから紹介。物によってはチープに見えるかもしれないが、調べてみるとインドでは歴史ある企業や大企業が作っているものばかり。

メディミックス -Medimix

メディミックス石鹸

インドのチェンナイの優良企業、Cholayil社のロングセラー商品。パッケージにも清潔感があり信頼できるアーユルヴェーダ石鹸という感じ。日本では高価で高級石鹸として取り扱われている。これしか使えないというファンも多い。
ライトグリーンは、ラクシャディオイルというアーユルヴェーダでいうところのピッタ体質に最適なオイルが配合されており、保湿効果が高いとされている。すっきりとした香りで男性にも人気あり。
オレンジ色はサンダルウッド(白檀)の香り。美白効果も高いとの評価アリ。

SYNAA ハーバルミックス -SYNAA HERBAL MIX

SYNAA ハーバルミックス -SYNAA HERBAL MIX

こちらもポピュラーなアーユルヴェーダソープ。ドーシャのバランスをとるのにもっとも有効と言われる「トリファラ」入り。トリファラとは、アムラ、ヒルダ、ベハダというアーユルヴェーダの代表的なハーブが配合されたもの。

チャンドリカアーユルヴェティックソープ、サンダルソープ -CHANDRIKA AYURBEDIC SOAP/ Sandal soap

CHANDRIKA AYURBEDIC SOAP/ Sandal soap

どちらも同じ会社で製造されているアーユルヴェーダソープ。ベースオイルはココナッツオイルで、AYURBEDIC SOAPの方はワイルドジンジャーとレモンをベースにオリジナルオイルが配合されている。少し甘い香りに一瞬レモンの香りがする感じで白檀に比べるとかなりマイルド。Sandal soapの方は白檀の香りでベースはココナッツオイルとパームオイル。世界中にファンがいるとのこと。オイリー肌や洗い上がりさっぱり派に人気。

マイソールサンダルソープ。-Mysore Sandal Soap

マイソールサンダルソープ。-Mysore Sandal Soap

なんとなくレトロなパッケージのサンダルウッド(白檀)の石鹸。世界で唯一、100%純白檀を使用して創業100年の歴史ある企業で製造されている特許石鹸だが最近はそのサンダルウッドオイルも輸入に頼らざるをえなくなっているとか。中の石鹸のデザインも他のものに比べてややレトロで味がある。125g,S$1.3。

香りの種類も豊富なモダンタイプアーユルヴェーダソープ

続いてスタイリッシュでおしゃれなアーユルヴェーダソープを紹介。アーユルヴェーダソープに明確な基準はないようだが、クラシックタイプとの違いをあげるなら、使用されている香料やハーブの違いだろうか。

SYNAAラグジュアリーコレクション  -SYNAA LUXURY COLLECTION

SYNAA LUXURY COLLECTION soap

先に紹介したMedimixを作っている会社の商品。他にもいくつか商品があるがひときわ目を引くデザインで人気。私もよく購入するのだが、インド人と思しき(そもそもムスタファセンターのお客は9割インド系なのだが)方がバスケットにいくつも放り込んで購入していくのを見かける。お値段も一つS$1.5と、クラシックなアーユルヴェーダソープよりやや高いかなという程度。グリセリンベースの透明な石鹸だ。(ライスなど一部は不透明に仕上がっている)

何よりこのSYNAA luxury collectionが楽しいのはその香りの種類の豊富さだ。何度も購入しているが毎回新しいものを発見している気がする。

ラベンダー、オレンジブロッサム、ブルガリアンローズ、パチュリ、レモン、サフラン、タマリンド、ローズ、レモングラス、ライス、ココナッツ、モリンガ、アムラ、トゥルシー、アシュワガンダ等・・・私のイチオシはライス(Rice)。マイルドで日本人には親しみが持てる香り。

SYNAAラグジュアリーコレクション

最後の3つはインドならではの香りで日本人にはなじみがないと思うので簡単に紹介したい。

-アムラ(Amla)・・・インディアングースベリー。アーユルヴェーダの三大果実(アムラ・ハリタキー・ビビター) のひとつ。インドではアムラの加工食品がアーユルヴェーダ関連製品の1/3を占めるほどポピュラーな果実なのだとか。

-トゥルシー(Tulsi)・・・英語ではHolly basilとも言われるシソ科の植物。アーユルヴェーダでは様々な用途に用いられる他、不老不死の薬として寿命を伸ばすと信じられている。

-アシュワガンダ(Ashwagandha)・・アーユルヴェーダ医学では、インドのバイアグラ、インドの朝鮮人参などと言われているそう。食用ほうずきの一種。

これらのハーブは内服されることも多いよう。まずは石鹸で気分だけでも試してみてはいかがだろうか。

ソイルアンドアース -Soil and Earth

ソイルアンドアース -Soil and Earth

2011年に創業したまだ新しい企業が作るアーユルヴェーダソープ。(以前は箱にAyuruvedaの文字があったが最近のパッケージにはないようだ)パッケージデザインもぐっと洗練されており、100% vegetable oil, Not tested on animalsなどの表示あり。コールドプレス製法で作られているにもかかわらず、お値段一つS$3.8というのはかなりお買い得。ココナッツオイルベース。

香りは、ジャスミン&パチュリ、グリーンティー&ミントなどの親しみやすい香りの他、ベンガルチューベローズ(Tuberose、月下香)、サンダルウッド&ターメリックなどいかにもインドらしいオリエンタルな香りも見つかる。女性に限らず、男性にも喜ばれるお土産になることまちがいない。

アーユルヴェーダソープはどこで購入できる?

シンガポールで購入するならリトルインディアのムスタファセンターに行くと良い。様々な石鹸が売られているので選ぶのも楽しいしまとめて買い物できる。24時間営業なので、いつでも開いているのも嬉しい。

リトルインディア近辺のインド系雑貨店やドラッグストアでも、ベーシックなクラシックタイプは購入することができる。

 

#ムスタファセンター(リトルインディア駅から徒歩10分ほど)

Mustafa Centre Supermarket

145 Syed Alwi Rd, Singapore 207704

 

名物カヤトーストをリッチに”ブリオッシュ”で!ラッフルズの顧客も通う有名店”喜園咖啡店”(YY Kafei Dian)

喜園咖啡店のカヤトーストとキャロットケーキ喜園咖啡店のカヤトーストとキャロットケーキ

 喜園咖啡店はこれといった特徴があるようには見えない、食堂といった趣のローカルレストラン。ローカルフードが食べられる有名店と知らなければ通り過ぎてしまいそうな店構えだが、実はここはすぐ隣のラッフルズホテルからも朝食を食べにやって来る人がいるほどの人気店だ。お目当はシンガポール名物の一つ、カヤトースト(S$1.2)。

喜園咖啡店

 

カヤトースト(Kaya toast)、カヤジャム(Kaya)とは?

カヤトーストとは卵・ココナッツミルク・パンダンリーフ・砂糖(Gura malaka)をベースに作られるジャムである「カヤジャム」(シンガポールではKaya”カヤ”と呼ばれる)とバターを間に塗ってトーストしたシンガポールローカルフード。

パンダンリーフとは和名をニオイタコノキとも言い、タコノキ科の植物。甘い香りがすることからマレーシアやタイなどの東南アジアでお菓子の香りづけに使用される。よく東南アジアのケーキ屋さんでびっくりするような鮮やかなグリーンのスポンジケーキやクリーム等を見かけるが、あれば決して人工着色料ではなく、このパンダンリーフの色だ。そして砂糖は大抵グラマラッカ(Gula Malaka)と呼ばれるココナッツの樹液を煮詰めた黒糖が使用されている。原料からも分かる通り、実はカヤジャムはとてもヘルシーで素朴なローカルフードなのだ。

他店とは一線を画す、喜園咖啡店のカヤトーストの特徴とは?

一般的なカヤトーストは薄いトーストを2枚重ねて焼かれていることが多く、ローカルのホーカーセンターなんかでは日本で言うところの8枚切りトーストをさらに2枚にスライスして間にジャムを挟むと言う神業も見かけるくらいだ。このカヤトーストを手軽に試すなら、ヤクンカヤトースト(Ya Kun Kaya Toast)が有名で、大抵のショッピングセンターには「亜坤」のロゴが見つかる。こちらの薄切りカヤトーストも美味しい。

だがせっかくカヤトーストを食べるならこの「喜園咖啡店」のカヤトーストを試してほしい。というのもこのローカル店の人気の秘密は、カヤトーストが厚切りのブリオッシュで食べられること。サーブ直前に炭火でトーストされたブリオッシュは外側はカリッと焼かれて中はふんわり。たっぷりと塗られたバターとカヤジャムがさらに美味しさを引き立てる。

それからカヤトーストには、温泉卵のような茹で加減の卵がつきもの。大抵の店ではセットになっているが、ここでは一個単位で別オーダーをする(一個、S$0.6)。少し醤油をかけてトーストにつけて食べたり、スプーンですくって食べたり。卵とジャムのコクがマッチしてカヤトーストととても相性が良い。最初は小さなティースプーンで卵をすすってるローカルにちょっと面食らったが、今では自分もすすっている。

最後にシンガポールのローカルコーヒーを。コピ(Kopi)はコンデンスミルクと砂糖入りのコーヒー。トーストと卵とローカルコーヒー。全部で1人3~4ドル程で楽しめる。

 

喜園咖啡店のカヤトースト

カヤトースト以外にオーダーするなら、キャロットケーキとチキンライスがおすすめ

ちょっと物足りないな、と思ったらレジの隣にあるガラスケースのものも指差してオーダーしてみよう。おすすめはキャロットケーキ(Carrot cake)これはキャロットと呼ばれるが人参ではなく大根もちのこと。ローカルはチリをつけて食べる。しっかり塩気が効いていて、小腹を満たすのにもぴったりなローカルフード。

そして、チキンライスも人気の様子。丸いテーブルを5~6人で囲んで、ハーフ、フルポーションのチキンをみんなでシェアしている様子をよく目にする。しっかり食事をしたい方はこちらを試してみるのも良いだろう。

カヤジャムをお土産にするなら気をつけること

カヤジャムは日本では手に入らない。どういう理由からか規制がかかっていると聞く。調べてみたものの詳細は確認できなかったのだが、確かに日本で販売しているのを見たことがない。(パンダンリーフが食品原料として規制されていると聞いたことがあるが定かではない)世界中のものが手に入りやすくなっている昨今、もしかしたら貴重なお土産になるかもしれない。

カヤジャムはスーパーでならS$2、3ドルのプラスチックのパックのものから大きめの瓶のものならS$5,6と手頃なお値段。喜園咖啡店のおとなりのラッフルズホテルのギフトショップで購入できるものはS$10以上するが、高級感がありちょっとかしこまったお土産としても良いだろう。尚Hainaneseと書かれているものはパンダンリーフが入っていないので色が黄色い。

持ち帰るときはなるべくスーツケースに入れて受託手荷物として預けよう。手荷物にしていると稀に没収されるようだ。

カヤトーストに合わせてオーダーしたい、シンガポールのローカルコーヒーの種類

コピ(KOPI)はコンデンスミルク入りの甘いコーヒー。しっかり濃いコーヒーにコンデンスミルクを加えたものがローカルコーヒだ。一般的にマレー語で「コピ」と呼ばれ、ミルクや砂糖の追加も暗号のような独特の呼び方をする。

ちなみに、

・ミルクなし砂糖入りコーヒーにしたいときは、コピー・オー(KOPI-O)。
・ミルク(低糖練乳)コーヒーは、コピー・シー(KOPI-C) 。
・ブラックコーヒーはコピー・オー・コソン (KOPI-O-KOSONG)。

とオーダーするが、もちろん英語でオーダーしてもちゃんと通じる。日本人の感覚だとかなり甘口で出てくるので、甘すぎるのが苦手なら最後に「Less sweet, please.」と言うといい。

 

#喜園咖啡店(YY Kafei Dian)
Address: 37 Beach Rd, Singapore 189768
Opening hours: 平日は 7:30-21:30、休日は8:00-21:30
Tel: 6336 8813

喜園咖啡店(YY Kafei Dian)以外でカヤトーストを食べるなら

喜園咖啡店は、カヤトーストに関して私のオススメだが、店舗が一つしかないので何かのついでに立ち寄るというのは難しい。わざわざ訪れる時間がない時は、以下のお店がオススメ。どの店も今更紹介するまでもないくらいに店舗が展開されていて、ローカルにも愛されている。
観光の合間「カヤトーストを食べよう!」と思い立ったらいつでも、シンガポールのどこにいても、以下のうちの一つくらいは近くに見つかるだろう。仮にトーストを食べなくてもローカルのコーヒーが、スターバックス等欧米系のカフェ比べ1/3から半額程度で楽しめるし、カヤトースト以外にラクサなどのローカルフードも食べられる。ちょっと休憩するにはもってこいのカフェだ。
キリニー コピティアム (Killiney Kopitiam)
サマセットのキリニーロードにあるキリニー コピティアムが本店。今ではシンガポール全土に10店ほど。カヤトースト他、フレンチトーストなどのトーストメニューに加え、ローカルメニューも充実している。
ヤ クン カヤ トースト(Ya Kun Kaya Toast)
シンガポール全土にあり、どのショッピングモールでも見つかる。4ドルほどで卵もセットになっているのが嬉しい。カヤトーストを手軽に試したいならおすすめのお店。カヤジャムのお土産も購入できる。
トースト ボックス(Toast Box)
シンガポール国内に40店舗はあるチェーン点。こちらもカヤトースト、卵、コーヒーのセットがS$4程度から。

 

シンガポールで実際にメイドを雇ってみて感じたことや気持ちの変化、考えるべきポイントなど

日本でも昨今、外国人の家事代行が解禁されているようだが、シンガポール、香港、マレーシア等のアジア諸国でもメイド雇用は一般的だ。
メイドを雇ってよかったかといえば、良かったと思う。だがその理由は単純に家事から解放されたから、という一言で表現するには物足りなく思う。雇用前には想像していなかった経験も多くあったし、やはり人から聞く話、ネットで読んだ事、と自分の体験は必ずしも同じではなく、体験してみて初めて理解した事も多かった。メイド雇用における社会的背景や家庭の事情、雇用に関する手続きなどについての記事は多いので、今日はメイド雇用を実際にしてみたメリットや感じたことなどをつらつら書いてみたいと思う。

 

 

 

メイド雇用の経緯など

 我が家では、日本に住んでいた頃から私(妻)がフリーランスで仕事をしているので時間の融通が利くため家事と育児の8〜9割は私が担当してきた。
シンガポールに来てから、しばらくして仕事が忙しくなりメイドを雇うことにした。2年弱で仕事が落ち着いたため、メイドの雇用を中断して現在に至っている。

雇用前に考えたこと ー子供に対する影響

メイドを雇用するにあたり、考えたのが子供に対する影響。うちの家事を母親/父親がやらずに他人にやらせる姿を見せることに加え、生活レベルや待遇の違い、例えば体を横にして眠るのがやっとのスペースしかないメイド部屋で過ごす様子を見て子供がどう思うのか、などが気になったし、私達のメイドへの接しかたも考えなければならないと感じていた。
しばらく考えて思ったことは、「それらは見せたくない、隠したい現実なのだろうか。」ということだ。いづれ子供はこの世界で親元を離れて生きていくのだ。例えまだ子供でも、現実を見て体験しそれについて考えること、そして自分の考えや意見を持てるようになることの方が大事なことなのではないかと思うようになった。

 

メイドの雇用を始めてから感じた、メリットとデメリット

さて、そんな中メイドのいる生活が始まった。朝起きれば、子供が片付けきれなかったおもちゃは綺麗に片付いているし、洗濯ものもきちんと畳まれている。家事からの解放!!仕事や自分のための時間が確保できるのは何にも代えがたい。
そして特に子供がいれば、突発的な発熱があったり、逆に自分が具合が悪くて子供の世話ができなくなる事があるが、そんな時、パートタイムのヘルパーは予約なしにすぐに来てくれる保証がないのに対し、住み込みのメイドなら同居の家族に依頼するのと同じ気軽さで代行を頼む事ができる。住み込みメイドの一番のメリットは、この突発的な所用の発生に対する安心感ではないだろうかと思う。

一方で感じたデメリット。幸いなことに、うちに来てくれたメイドは、シンガポール滞在経験も長く、生活を共にするにあたって信頼のできる人だったので何かを盗まれたりお金のトラブルなどはなかったし、お願いしたことは最低限きちんとやってくれたから大きな不満ななかったのだがデメリットも多少はあった。

まず感じたことは、「あー、運動不足!」家事って結構体力使うのだ。洗濯物を干すのだって、何度も腰を曲げたり背伸びしたり。それに床拭きは腰痛持ちには立派なリハビリになる。特に通勤をせずに自宅で仕事をする私から家事を取り上げると、一日中パソコンの前で座ったままになりかねない。多少の家事はストレス解消にも必要だと感じた。でもそれは翻って、趣味程度に家事をすればいいということだからそんな贅沢なことはないのだけれども。

食事のための買い出しもメイドの仕事。ただ、貧乏性の主婦としては、その日スーパーで手に入る「安くて新鮮な食材」を生かしたメニューにしたいところ。自分でスーパーに行けば、「仮に今日は〇〇が食べたいな。」と思ってもその食材が高かったり、新鮮ではなかったりしたら、それはまた今度にして・・・と、かなり臨機応変な対応をしているものだが、人に頼むとそうはいかない。できるだけ献立は彼女に任せてはいたものの、あまり任せっきりだとマンネリする。でもやっぱり食材を自分で見ないことには、献立を決められない。ちょっとしたことだが小さなストレスになった。これが日本であれば、日によっての価格差や鮮度など大した問題ではないのだが、ここはシンガポール。同じ食材でも産地等によって価格は何倍にもなるし、痛みかけたものだって平気で売っている。買う側が注意深くなる必要が結構あるのだ。

まあ、そのような不満は得られるメリットと比較すれば不満と言えるほどのことではないのかもしれない。人に依頼するという点で、ある程度の割り切りは必要だろう。ただ、そんなことを考えながらメイドのいる生活をしていると、今まで自分でやるのが当たり前であった家事の中にも能動的に関わりたいものとそうでないものがあることをより強く意識するようになる。ここは譲れない、とか自分でやりたい、と感じる部分についてはもはや効率の問題ではないのだろう。効率重視でこなす仕事と、自分でやることに価値を見出せる事がクリアになったのは、メイドを雇う事で得られた発見だった。

文化の違いを体験する機会。「ちゃんとした日本人」ってなんだ

メイドを雇えば当然彼女との共同生活が始まる。いや、共同生活などというと同じ屋根の下でプライバシーを守りつつの生活を思い描くが、メイドに身の回りの事を任せるということになれば、プライバシーなどはギリギリまでないも同然だ。
日本人同士であっても血のつながりもない他人とそのような近い距離で生活をする機会はそうそうないのに、彼らは外国人。当然そこでは様々な行き違いだって発生する。
例えば、日本人同士でよく会話にのぼる「フツー、そうするよね」「フツーはさ〜。」というのがあると思うが、あの「普通は」に対して、「そうだよね」と思えるのは、言って見れば「日本人である証」。私などは、時に同調圧力ともなるそれがあまり好きではなく、「フツーって何?」と(心の中で)思うことも少なくないがそれでも相手の言わんとしていることはだいたい想像がつくものだ。
当然その「フツー」は、メイドさんとは全く共有できない。

わかりやすい例を挙げると・・・
ー使った雑巾は、お団子状のまま置いて(干して?)ある。→フツー、絞ってから干すよね。カビ臭くなるし。
ー夕食にほうれん草のクリーム和え(のようなもの)を作ってくれた。ちょっと淡白な味だな、と思ったもののそのままいただく。翌日少し水分が飛んだ状態の残り物をいただいた際に、それが「白和え」であったことに気づく。→豆腐の水、切らなかったんだ、、(というかそう教えたんだが。そしておそらく茹でた後のほうれん草も絞ってない。)
ーいただいたラーメンを茹でてくれた。が、その他の具の用意を麺を茹でてからするので、食べる時には麺は伸びきっております。→フツー・・・。いや、事前に教えなかった私が悪いか。フィリピンでは麺食べないのかなw。

そんなことをあげつらったらきりがないが、こと料理に関しては、「フツー・・・」が頭の中をぐるぐるすることがよくあった。一度作って教えた料理ですら、同じ料理とは思えない状態で出てくることの方が多いので、根気よく教え込むのを諦め、結局メニューはお任せして彼女の得意料理をいただくことの方が多くなった。その料理が本来どんな味、見た目、食感なのか知らなかったら、出来上がったものがおかしいかどうかだってわからないのは当然だ。作り方までは知らなくとも、その料理の味を知っているっていうのは大事なことなんだと、改めて思い知った次第。
よく海外で日本食レストランを開店する際の苦労話として現地スタッフの教育の話などが出てくるが、それも同じ話だろう。そして海外で暮らすようになると「”日本人である”とはどういう事か」とか「子供に伝えるべき”日本の文化”って」ということを考える機会によく遭遇するのだが、こんな所にも一つの答えがあるように感じた。

 

 

メイドの雇用をやめて感じたこと ーメイドとの関係性や距離感について

2年ほどのメイドのいる生活の後、私の仕事が落ち着いたために契約を継続するのをやめることにした。
メイドがいなくなった後、単純に家事を自分でまたやらなければならなくなることに少し不安もあったが、意外にもそれには2週間もすれば慣れてしまった。
一方で、2年間家族のように生活を共にしたメイドがいなくなってしまいやはり寂しい気持ちになった。例えば、昼食は毎日二人で食べていたのでそれなりの会話もするようになっていたが、お昼ご飯を食べながらの話相手もいなくなってしまったのだ。私ですらそんな気持ちになったのだから、子供だってきっと一緒だろう。うちでは子供の世話は私が自分ですることが多かったが、家庭によってはメイドはもはや母親代わり、というのも良く聞く話。私の知人の中にも、母よりもメイドになついている子供は何人かいるが、そのような関係性の中で突然メイドがいなくなってしまえば、子供への影響は計り知れないだろうと思う。
数年前にシンガポールのNGO団体が、その家庭の子供についてより深く理解しているのはどちらか、メイドと母親に様々な質問をした結果、半数以上のメイドが子供の母親よりも正しい回答をした、という様子を動画として公開し、ずいぶんと話題になった。こちらの動画に込められたメッセージはそれほど単純ではないだろうが、住み込みでメイドを雇うということについて、考えさせられるものだった。

きちんと距離と持って接する、とはどういうことか

家族のように一緒に過ごしているのに、家族でも友達でもないメイド。戸惑うのは子供との関係性のみならず、彼らのプライベートな問題や悩みがあるたびに、どこまで立ち入っていくべきか考えさせられることも多い。少しでも踏み込もうと思えば、彼らの属する社会や経済的背景とのギャップを目の当たりにする。それらを鑑みた上で自分たちにできることなんてそうそうあるものではなく、気持ちの上で寄り添うくらいが関の山だがそれとて伝わることが当たり前ではない。

また、メイド雇用時に悩ましい問題として、管理の問題がある。シンガポールではメイドが起こした問題は雇用主に責任が問われる。失踪した場合などにも同様だ。また、メイドが通常取得するワークパーミットでは家族の帯同が認められていないので、半年に一度の健康診断で妊娠がわかれば強制送還となるが、そういった費用も全て雇用主が負担する。つまりメイド雇用には、日本人が一般的に考えるところの、雇用する側とされる側以上の責任が発生するのだ。
結果として、雇用主はメイドのパスポートを預かり、仕事が終了した後でも門限を決めて夜の外出を制限する、といった対応が一般的になる。こういった対応に対し、特に欧米出身の外国人は強い違和感を覚えるようだ。「責任を負う以上管理せざるをえない。」という意見に対し、ある欧州出身の知人は言った。「メイドであろうと自分の時間に何をしようと自由であるべきだ。その結果妊娠をしてしまったとしても、彼女にはそうする権利があるし、それが人生ってもんでしょ!」と。管理方法を含め「正しい距離感を保つ」ということについて正解はない。実際には、電気もないミャンマーの山奥から来た人から、シンガポール在住歴10年以上のベテランまでいるのだから、相手の性格や個別の事情を踏まえて考えるしかないだろうが、何だか気持ちの良い意見だった。

家事は無駄な仕事なのか

メイドがいなくなり、再び自分で家事全般をやるようになって感じたのは、「これは自分でやらなきゃいけないことなのか?」「これにこんなに時間を費やしてもいいのだろうか?」ということ。またもや貧乏性というか横着?な話なのだが、「もっとやるべきことがあるんじゃないだろうか」(またはもっとのんびり自分の時間にした方が。。。)など、家事に時間を費やすことに価値を見出せなくなったような気がしてやや悩んだ。子供の世話などというのは別にして、洗濯や料理の準備にも結構な時間がかかるものだ。私は好奇心が強くなんでもやりたがるタイプなので、時間があればやりたいことは山ほどあるのだ。(やり抜くことができるかは別問題・・・。)
そんな中これまで当たり前だった「家事に時間を割く」ことの是非。これまで「より効率的にこないしたい家事」だったものは「自分でやってはいけない家事」であるような気さえしてきた。

最後にオススメしたい事

外注できる家事があるなら、そして外注費用が捻出できるならまずは一度してみる事。その上で自分でやるべきかどうか考える。一度外注した経験があれば、どんな時にどんな風に人に任せるべきなのか、またその家事に対して自分がどんなこだわりや思い入れを持っているのか等、的確な判断ができるようになると思う。費用の観点も含めて、「こんな事なら最初からお願いすれば良かった。」と思うかもしれない。最終的にやはり自分でやろう、という事になったとしても、誰かに依頼する経験なく、心理的なハードルを抱えたまま、あるいは無理して自分でこなしていくよりもよほど前向きに家事に取り組めるようになるのではないだろうか。