”ラグジュアリー版”アーユルヴェーダ石鹸とは?シンガポールで購入できるオーガニック石鹸やおすすめソープ
シンガポール土産として定番化しているアーユルヴェーダソープ。
アーユルヴェーダ(Ayurveda)とは、何千年も前にインドで生まれた世界で最も古い医療システムの一つ。
「人生」を意味する「アユール」と「知識」を意味する「ヴェーダ」というサンスクリットが語源で健康な心と精神エネルギーをサポートする自然治療を目指し体系化された伝承医療だ。そしてその原則に沿ってレシピが考えられているのがアーユルヴェーダ石鹸というわけだ。多くのアーユルヴェーダソープに独特の香りがあり、特にクラシックタイプのものにその傾向が強く、バスルームがその香り一色になってしまうほどだが、一度使ってみるとその使いごごちの良さにハマるという声も良く聞く。私は何の説明もせずに母にお土産としてあげたことがあるのだが、その次の帰国の際に「こないだの石鹸、また買ってきて!」とリクエストを受けた。適度な保湿力があり、とても使い心地が良かったようだ。
- アーユルヴェーダソープ(Ayurveda Soap)の特徴
- クラシックタイプのアーユルヴェーダソープとスタイリッシュなモダンアーユルヴェーダソープ
- アーユルヴェーダソープの効果
- アーユルヴェーダソープの価格
- 代表的なクラシックタイプのアーユルヴェーダソープはこれ
- 香りの種類も豊富なモダンタイプアーユルヴェーダソープ
- アーユルヴェーダソープはどこで購入できる?
アーユルヴェーダソープ(Ayurveda Soap)の特徴
アーユルヴェーダの教義に従って、アーユルヴェーダ石鹸は植物成分を主に使用、人工的なものや動物由来の成分を使用せず天然成分のみで作られるのが一般的。 主に、植物油、グリセリン、エッセンシャルオイルをベースにしており、化学物質は使用されない。 ココナッツオイル、ショウガエキス、オレンジオイル、サンダルウッドオイルなどはが、アーユルヴェーダ石鹸によく使用される成分となっているが、その他にニームやアムラ、モリンガといった日本ではあまり馴染みのないハーブが使用されているものも多い。
最近のコスメブランドでは、低アレルギーやヴィーガンを謳うところも多くなっているが、インドのアーユルベーダソープは、ヴィーガン、オーガニックなどのアピールはなくとも本来肌に優しい良質な石鹸であることがわかる。だがしかし・・・昔からあるアーユルヴェーダソープでもその成分をよく見ると、着色料など、多少の化学物質が含まれているものもあるようだ。気になる方は、購入時によく確認しよう。
クラシックタイプのアーユルヴェーダソープとスタイリッシュなモダンアーユルヴェーダソープ
クラシックタイプとモダンタイプ、というのは私が勝手に分類しているアーユルヴェーダ&オーガニックソープカテゴリーだ。
クラシックタイプのアーユルヴェーダソープというのは、昔から作られているアーユルヴェーダソープ。特徴としては、独特の強めの匂い、基本に忠実なレシピ、飾り気のないパッケージ、安いお値段・・といったところだろうか。ただし、基本のレシピをもとにしながら消臭や消炎、殺菌、保湿など、得られる効果に合わせてレシピを工夫しているので効果はしっかりしている。
一方で、クラシックタイプを製造している昔からのメーカーが作っているハイエンド版など、デザインにもこだわったアーユルヴェーダソープもある。こちらはパッケージがスタイリッシュに洗練されており、香りも様々なタイプが揃っていて、お土産にも最適。私はこちらをモダンアーユルヴェーダソープと(勝手に)呼んでいる。そしてお土産としても毎回まとめ買いしている。
アーユルヴェーダソープの効果
独特の香りのせいか、消臭効果はとても高く男性にもオススメ。その他殺菌効果も高く、水虫や汗疹、ニキビなどにも効果がある様子。もちろん全身に使用でき、シャンプーや洗顔ソープとしても優れている。また余計な成分が少ないので肌にもとても優しい。
アーユルヴェーダソープの価格
何と言っても嬉しいのは、自然派で効果にも優れ(モダンタイプなら)デザインもおしゃれなこのアーユルヴェーダソープの価格がとってもお手ごろなこと。
シンガポールにはインド系のお店も多いが、そのようなショップで探せば、クラシックタイプのものならS$1前後から見つかる。モダンタイプのものはもう少し高めのものからS$5-6する高級タイプ?まで。
代表的なクラシックタイプのアーユルヴェーダソープはこれ
それではまずは代表的なクラシックなアーユルヴェーダソープから紹介。物によってはチープに見えるかもしれないが、調べてみるとインドでは歴史ある企業や大企業が作っているものばかり。
メディミックス -Medimix
インドのチェンナイの優良企業、Cholayil社のロングセラー商品。パッケージにも清潔感があり信頼できるアーユルヴェーダ石鹸という感じ。日本では高価で高級石鹸として取り扱われている。これしか使えないというファンも多い。
ライトグリーンは、ラクシャディオイルというアーユルヴェーダでいうところのピッタ体質に最適なオイルが配合されており、保湿効果が高いとされている。すっきりとした香りで男性にも人気あり。
オレンジ色はサンダルウッド(白檀)の香り。美白効果も高いとの評価アリ。
SYNAA ハーバルミックス -SYNAA HERBAL MIX
こちらもポピュラーなアーユルヴェーダソープ。ドーシャのバランスをとるのにもっとも有効と言われる「トリファラ」入り。トリファラとは、アムラ、ヒルダ、ベハダというアーユルヴェーダの代表的なハーブが配合されたもの。
チャンドリカアーユルヴェティックソープ、サンダルソープ -CHANDRIKA AYURBEDIC SOAP/ Sandal soap
どちらも同じ会社で製造されているアーユルヴェーダソープ。ベースオイルはココナッツオイルで、AYURBEDIC SOAPの方はワイルドジンジャーとレモンをベースにオリジナルオイルが配合されている。少し甘い香りに一瞬レモンの香りがする感じで白檀に比べるとかなりマイルド。Sandal soapの方は白檀の香りでベースはココナッツオイルとパームオイル。世界中にファンがいるとのこと。オイリー肌や洗い上がりさっぱり派に人気。
マイソールサンダルソープ。-Mysore Sandal Soap
なんとなくレトロなパッケージのサンダルウッド(白檀)の石鹸。世界で唯一、100%純白檀を使用して創業100年の歴史ある企業で製造されている特許石鹸だが最近はそのサンダルウッドオイルも輸入に頼らざるをえなくなっているとか。中の石鹸のデザインも他のものに比べてややレトロで味がある。125g,S$1.3。
香りの種類も豊富なモダンタイプアーユルヴェーダソープ
続いてスタイリッシュでおしゃれなアーユルヴェーダソープを紹介。アーユルヴェーダソープに明確な基準はないようだが、クラシックタイプとの違いをあげるなら、使用されている香料やハーブの違いだろうか。
SYNAAラグジュアリーコレクション -SYNAA LUXURY COLLECTION
先に紹介したHerbal mixを作っている会社の商品。他にもいくつか商品があるがひときわ目を引くデザインで人気。私もよく購入するのだが、インド人と思しき(そもそもムスタファセンターのお客は9割インド系なのだが)方がバスケットにいくつも放り込んで購入していくのを見かける。お値段も一つS$1.5と、クラシックなアーユルヴェーダソープよりやや高いかなという程度。グリセリンベースの透明な石鹸だ。(ライスなど一部は不透明に仕上がっている)
何よりこのSYNAA luxury collectionが楽しいのはその香りの種類の豊富さだ。何度も購入しているが毎回新しいものを発見している気がする。
ラベンダー、オレンジブロッサム、ブルガリアンローズ、パチュリ、レモン、サフラン、タマリンド、ローズ、レモングラス、ライス、ココナッツ、モリンガ、アムラ、トゥルシー、アシュワガンダ等・・・私のイチオシはライス(Rice)。マイルドで日本人には親しみが持てる香り。
最後の3つはインドならではの香りで日本人にはなじみがないと思うので簡単に紹介したい。
-アムラ(Amla)・・・インディアングースベリー。アーユルヴェーダの三大果実(アムラ・ハリタキー・ビビター) のひとつ。インドではアムラの加工食品がアーユルヴェーダ関連製品の1/3を占めるほどポピュラーな果実なのだとか。
-トゥルシー(Tulsi)・・・英語ではHolly basilとも言われるシソ科の植物。アーユルヴェーダでは様々な用途に用いられる他、不老不死の薬として寿命を伸ばすと信じられている。
-アシュワガンダ(Ashwagandha)・・アーユルヴェーダ医学では、インドのバイアグラ、インドの朝鮮人参などと言われているそう。食用ほうずきの一種。
これらのハーブは内服されることも多いよう。まずは石鹸で気分だけでも試してみてはいかがだろうか。
ソイルアンドアース -Soil and Earth
2011年に創業したまだ新しい企業が作るアーユルヴェーダソープ。(以前は箱にAyuruvedaの文字があったが最近のパッケージにはないようだ)パッケージデザインもぐっと洗練されており、100% vegetable oil, Not tested on animalsなどの表示あり。コールドプレス製法で作られているにもかかわらず、お値段一つS$3.8というのはかなりお買い得。ココナッツオイルベース。
香りは、ジャスミン&パチュリ、グリーンティー&ミントなどの親しみやすい香りの他、ベンガルチューベローズ(Tuberose、月下香)、サンダルウッド&ターメリックなどいかにもインドらしいオリエンタルな香りも見つかる。女性に限らず、男性にも喜ばれるお土産になることまちがいない。
アーユルヴェーダソープはどこで購入できる?
シンガポールで購入するならリトルインディアのムスタファセンターに行くと良い。様々な石鹸が売られているので選ぶのも楽しいしまとめて買い物できる。24時間営業なので、いつでも開いているのも嬉しい。
リトルインディア近辺のインド系雑貨店やドラッグストアでも、ベーシックなクラシックタイプは購入することができる。
#ムスタファセンター(リトルインディア駅から徒歩10分ほど)
Mustafa Centre Supermarket
145 Syed Alwi Rd, Singapore 207704
シンガポールは日本未上陸コスメ天国!セフォラ以外の独立出店ブランド紹介
香港のコスメ専門ドラッグストア「SaSa」(ササ)
1.CYBER COLOUR(サイバーカラー)
2.GOSH copenhagen(ゴッシュコペンハーゲン)
韓国発!innisfree 雑貨のようにオリジナルパッケージを選べるクッションファンデがオススメ
アメリカボストン発オーガニックスキンケアブランド フレッシュ 「FRESH」(フレッシュ)
スカンジナビア的美的センスに圧倒される、「MAKE UP STORE」(メイクアップストア)
MAKE UP STORE SINGAPORE
●オーチャードエリア
#290 Orchard Road, Singapore
#Robinsons The Heeren, 260 Orchard Rd, Singapore
#313@somerset, 313 Orchard Road, Singapore
●マリーナエリア
#Tangs Vivo City, Singapore 098585
コスメと言うよりカラーパレット?スウェーデン発の「3INA」(ミーナ)はリーズナブルなプライスで勝負?
シンガポール土産 ローカルオーガニックコスメブランド5選 ビューティプロダクト編
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- ボディ用アイテムが充実している、Mandy T (マンディーティー)
- アロマとヒーリングにこだわる、Mmerici ENCORE (メルシーアンコール)
- 真面目なオーガニックブランド、Wild products (ワイルドプロダクツ)
- 番外編!シンガポールコスメや雑貨を探すなら必ずチェックしたいNaiise
- お土産として必ず購入したいときには
ココナッツオイルを原料に生かした、katfood (キャットフード)
リップバームが一押し、Balm KITCHEN
ボディ用アイテムが充実している、Mandy T (マンディーティー)
アロマとヒーリングにこだわる、Mmerici ENCORE (メルシーアンコール)
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お土産として必ず購入したいときには
SEPHORA(セフォラ)日本未入荷海外コスメを含む7選。2017年化粧品・コスメティック編
- 誰にでもあげられるバラマキに最適な定番コスメ3点は、ムスタファセンターで購入可能
- セフォラ(SEPHORA)で購入できる代表的な日本未入荷の人気コスメブランドは?
誰にでもあげられるバラマキに最適な定番コスメ3点は、ムスタファセンターで購入可能
1. ellips (エリップス)のヘアオイル、ヘアビタミン
2. アーユルベーダ石鹸
3. Himalaya Herbals(ヒマラヤハーバルズ)のリップクリーム、リップバーム
セフォラ(SEPHORA)で購入できる代表的な日本未入荷の人気コスメブランドは?
Benefit(ベネフィット)
1. 「ポアフェッショナル(The porefessional)」 毛穴隠し用化粧下地、プライマー
2. 「Hoola(フーラ)」 ブロンザー、フェイスカラー
3. 「Benetint Cheek & Lip Stain(ベネティント チーク&リップ)」
Too Faced(トゥーフェイス)
TARTE(タルト)
BECCA(ベッカ)
HOURGLASS COSMETICS(アワーグラスコスメティクス)、Cover FX(カバーエフエックス)
その他のセフォラチェックポイントは?トラベルサイズ商品、期間限定企画品、セフォラオリジナルブランド等
一番オススメのセフォラはどの店舗?
免税(TAX REFUND)するなら